基本-ダウ理論 トレンド発生と転換10
引き続き2016年ユーロ円チャートです。
■4時間足
大きな陽線が出ました。
ダウ的にはどうでしょうか?
■4時間足(検証)
緑丸がラス押しですが、ここをしっかりと上抜けました。
下降トレンドは崩れましたが、上抜けてから節目がないので上昇トレンド転換ともいえず、トレンドレスと判断しました。(上昇トレンドは発生しています)
■4時間足(経過)
なんと先ほどの大きな陽線が小さく見えてしまうくらい、とびっきり大きい陰線が出ました。(これはブレグジットですね。)
これは明らかにラス押しを下抜いてしまったのですが、節目を付けたあと赤丸の下降ダウ成立水準まで達していないので、トレンドレスと判断しました。
■総括
トレンド転換したあとは、比較的よく伸びていくことが分かりました。
ただ、チャートパターン(Wボトム、Wトップなど)を作って逆に向かうこともあるので、直近の高安が超えれないと注意が必要と感じました。
ダウ成立後の押し戻りポイントは、その成立したポイントに取ることも多かったように思います。
そのポイントでなくても、ラス押し、ラス戻りまでに押し戻りをとればトレンド継続なので、比較的安全にトレードできるのではないかと思いました。
簡単ですが以上です。