基本-ダウ理論 トレンド発生と転換1
今回は、4時間足足チャートでトレンドの流れを追ってみたいと思います。
トレンド転換の条件としては、以下の2点があるのかなと考えています。
①親波のラス押し、ラス戻りを抜いたかどうか
②抜いた後、ダウが成立したかどうか
2016年のユーロ円のチャートで検証します。
■4時間足
下降波の後レンジの動きが続いていましたが、上昇してきました。
上昇トレンド転換したでしょうか?
■4時間足(検証)
緑丸の水準がラス戻りです。
ダウを追いかけると、直近では高安を切り上げているので上昇トレンドは発生しているとみられますが、ラス戻りを上抜いた後に節目がついていないので、まだ上昇トレンド転換には至っていないと判断しました。
目線としてはトレンドレスです。
■4時間足(結果)
白丸が上昇トレンド転換水準です。
ここを上抜けするときに大きくブレイクしていきました。
次に白丸の水準に押しを取りに来て再上昇していったのが分かります。