エントリーポイント検証4
■4時間足
ある通貨の現在の4時間足ですが、このケースもエントリーポイントが分かりやすかったと思います。(ただし日足レベルだと逆張り)
NL2は8月の終わりごろに、現在の波の支配波(上昇波)を作ったネックラインです。
上図の左の大きな下降波の戻りがNL2に達したところで、直近の戻り高値となりました。
そして、昨日その戻り高値を上抜いたので、NL2まで下げるのを待つ場面でした。
NL2を下抜けてましたが、20EMA(水色実線)に刺さり、陰線であるものの長い下ひげを出しました。
いよいよ、エントリータイミングが近づいてきたかなと考えます。
そこで、切り下げラインを当ててみます。
まず、1時間足レベルで効きがよさそうなラインを当ててみます。
(参考のため、4時間足をかぶせて表示させています。青矢印が例の下ひげを出した陰線です)
切り下げラインは赤の斜線で、ここをブレイクしたところから乗れると思います。
そして、バチンとエントリーしたあとすぐに、目標とストップを置かなければいけません。
エントリータイミングの様子を確認するのも含めて15分足で見てみます。
(4時間足をかぶせてあります)
まず、ストップは、ピンクラインの下に置きたかったところが、割っているので下ひげを付けた4時間足の安値の下、目標は4時間足の実体になります。(緑ライン)
リスクリワードは1:2くらいでしょうか?よいですね。
見てのとおり目標に達して無事決済になっていますが、ではこれ以上伸ばせるのかどうかを検証したいと思います。
もう一度4時間足を見ていただきたいのですが、過去にピンクのチャネルラインを抜けたあと中に戻されています。
今回も直近の高値まではのびたもののすでに落ちてきています。
チャネルラインは非常に強力なので、なかなか抜けにくいということがあります。
今回の高値は、さらに大きな下降の支配波の61.8%に当たる場所でもあります。
安全を期すなら、チャネルラインの外にいるので、ひとまずは直近の高値までとするくらいでよいのかもしれません。