負けトレード検証2
下図はある通貨の1時間足で、赤印が売りエントリーです。
これはずっと昔のトレードで、ろくにシナリオも考えずライン引きもしていなかった時代のものです。
そんな昔のトレードを引っ張り出して、という気もしますが、負けは負けということで検証進めてみます。
ショートを打った理由がはっきりと覚えていないのですが、おそらく大陰線が出た勢いで、下方向だろうと考えていたのだと思います。
途中まで順調に下げていったように見えますが、このトレードは10pips程のストップにかかっています。
つまり、ストップ幅を10pipsに固定してトレードをしていたということで、あっさりと負けてしまいました。
今の自分がもしショートで入るとしたら、ストップを2、3本前の陽線の上ヒゲより上に置くと思います。そうすると、ストップにかからず、そこそこのpipsが確保できたと思いますが、それでもこのショートは正しかったのでしょうか?
今なら、まず下図のようにラインを引きます。
①緑斜線:トレンドライン
②緑水平線:直近で抜けてきた戻り高値
③赤水平線:直近の高値
そうすると、直近の戻り高値を抜けてきたので、押し目買いを待つ場面です。(赤丸印)
しかし、トレンドライン割れしているので様子見か、買っていったとしても直近高値(赤水平線)が目標となります。
つまり、ショートを打つ場面ではなかったということです。
そもそも環境認識ができていなかったことが敗因です。(論外ですね)