2016/9/7 ドル円 考察
本日の最後の記事です。。。
■15分足エントリータイミング
ドル円のエントリータイミングについて、考えたいと思います。
一気に大きく下げたところは拾いようがなかっと思いますが、一旦動きが止まって調整の動きが始まったところからだと、3か所エントリータイミングの候補があったと思います。
①最初の切り上げラインからのエントリー
なんとなく切り上げラインが引け、エントリーしても逆行されることなくうまくいったと思われますが、これは危険なタイミングだと考えられます。
理由は、調整幅が少ないからです。
調整幅が40%~60%くらいが妥当だと考えると、この斜めの調整は明らかに足りていません。
40%~60%の戻しであれば、20EMA(水色)付近までは届いているはずです。
②2つ目の切り上げラインからのエントリー
①の斜めの調整(価格の調整)ではなく、だらだらと下げてきた調整です。(時間の調整)。
これも、大きな陰線の長さに対してこの調整の長さでは、まだ不足していると考えられます。
③最後の切り上げラインからのエントリー(矢印部分)
こちらは、だらだらと下げたのち、少し斜めに戻してきて、20EMAに向かってきれいに切り上げラインが引けました。
時間的な調整と、角度は緩いものの斜めの価格の戻しの調整が合わさって、20EMAに達しました。
大きな陰線の長さに対しては、調整が若干短い感じもしますが、20EMAに達したあと、一気に下げたところを見ると、このポイントが正しかったのだと分かります。
実際、過去チャートで検証しても、20EMAに達するまで引き付けたほうが、大きな逆行が少なくて、心臓にもやさしいポイントであることが分かると思います。
ということで、自分もうっかりとエントリーポイントを見誤ってしまうことがあるので、戒めのためにも、きちんと記事に残しておこうと思った次第です。