シンプルなロジックだけで勝ち組を目指すFXブログ

現在のところ、シナリオは1時間足以上、エントリーは1時間足以下、監視は4時間足または1時間足で行っています。

基本-ダウ理論 トレンド発生と転換3

引き続き2016年ユーロ円チャートです。


■4時間足
下降波から切り返す波が出てきました。
ダウ的にはどうなっているでしょうか?


■4時間足(検証)
緑丸がラス戻りとすると、まだここまで達しておらず、上昇波の節目もはっきりしていません。
まだ下降トレンド継続とみてよさそうです。
ラス戻りを抜けていない間は下目線でよさそうです。


■4時間足(ラス戻り抜け)
しばらくもみ合っていたのですが、ついにラス戻りを突破しました。
この時までに上昇トレンドは発生していて、ラス戻りを突破した時点で下降トレンドは崩れました。
ただ、ブレイクしただけで節目がないのでトレンドレスと判断しました。


■4時間足(上昇ダウ成立)
そして、小さい押しを取って赤丸の上昇ダウ成立水準を突破した時点で上昇トレンド転換したと判断しました。
ブレイクで抜けたあと、この水準に押しを取りに来るだろうと推測されます。


■4時間足(経過)
ちょっとややこしいのですが、緑丸がもともと上昇ダウ転換の水準だったのですが、
ここに押しを待っていたらあっさりと下抜けされてしまい、さらにラス押しまで下抜けされ、トレンドレス状態となってしまいました。


そして赤丸の水準で止まったので、ここを下抜けば今度は下降ダウ成立となる場面になりました。


上昇ダウ成立となるには、再度緑丸を上抜けて節目を付けないといけないので、下降のほうが有利のように思えます。


■4時間足(結果)
緑丸のラス戻りを抜けて押し目が入って、赤丸を上抜けたところで、上昇ダウ成立となり、小さい押し目から上昇していきました。


トレンド転換したからといって、必ずしも転換点に押しが入るとは限らず、抜けてしまった場合、注意が必要かなと思いました。