エントリーポイント検証20
■4時間足
ある通貨の月曜日午前10時の4時間足です。
このチャートを見たとき、どう読み取れるでしょうか?
上昇の波のラス押しを下抜かれましたが、下降の波のラス戻りを抜き返しました。
そのラス戻り付近に押しを取って直近の高値付近で止まっている状況です。
ラス戻りの水準と直近の高値の水準との間でレンジが続きそうに見えます。
■1時間足
レンジの中でトリプルボトムのような形を作り、そのネックラインを抜けて上昇して白丸を付けた直近高値の水準まで到達しました。
そして、そのネックラインで押しを取ったので、もう一段上を目指すのかなと考えたいところですが、一旦は長い下ひげを付けた陽線が2本も出たのに、戻されてしまったのです。(黄色丸)
そうするとどうも怪しいです。
そして翌日のチャートですが、なんと1時間足では下降トレンドに転換してしまいました。まだ一番下の黄色ラインが実体で抜けていないので、ここから切り返す可能性もあります。このラインを抜けてはっきりしてからエントリーを考えたいと思います。
そして、さらに翌日の4時間足チャートでは、下から3つ目の黄色ラインに到達して戻りが入りました。
1時間足のチャートです。戻りを取りに来ているのが分かります。
どこが戻り候補なのかというと、現在下降の波なので左の上昇の波の一番近い押し目が第一候補になります。今回はレンジの底になります。
そして、最初に4時間足チャートを見てから4日後の11時です。
切り上げラインをブレイクして陰線2本目からショートエントリーしました。
ストップは赤ダッシュドットライン、目標は青ドットダッシュラインです。
結果は、無事目標に達しました。(65pips程)
この検証はチャートを適当に戻して、4時間足が確定する午前10時から開始しているので、チャンスまでに時間がかかることがあります。
時間がかかると記事を書くのも大変ですが、検証する際は適当にチャートを送らず実際にトレードするつもりで臨んでいます。